【大学受験】日本史の勉強のやり方・コツ!~単語の暗記と論述対策~
はじめに
今回は、日本史の勉強方法についてお話します。
日本史は受験で使わない人も多いですが、社会科の中では一番人気があるんじゃないかなと個人的に思っています。
基本的に日本史の勉強は歴史用語の暗記になりますが、志望校によって対策の仕方は大きく異なってきます。
なのでこの記事では、歴史用語の覚え方と大きく分けて2つの対策の仕方について紹介していきます!
通史
日本史の受験勉強は通史から始めると、とても効率的に覚えられるようになります。通史とは全時代にわたった歴史の流れです。通史から入ることで歴史の流れの軸を固めることができ、各時代の出来事等を関連付けて覚えることが可能となります。
通史の勉強をするときは、とにかくイメージすることが大切です。各出来事の情景や歴史上の人物の人物像など、具体的に思い浮かべることで定着しやすくなり、また、歴史の勉強に対して親しみやすくなります。
通史では、時代の流れを掴むことを中心としながら、重要なキーワードを暗記する意識を持ちましょう。少し複雑な部分はノートなどに自分なりにまとめると、格段に覚えやすくなります。またわかりづらいところは、漫画などを読んでイメージから入ると理解しやすいと思います。
知識の増強
通史を終えて歴史の流れの軸がある程度固まったら、各時代ごとに歴史用語などの知識量を増やしていきます。この段階を踏むことで、実際に試験で得点を取れるようになります。
単語を覚える時は、一問一答形式の問題集などでアウトプットすることを心がけましょう。そもそもの量が多いうえに、難しい漢字や似たような名前などがたくさんあって覚えづらい日本史の単語は、アウトプットを通じて定着させることが一番効果的です。特に私立の大学を受験する場合は、膨大な知識量が必要となるので、根気強く頑張ってください!
単語を暗記するときも、他の単語と関連付けることで効率的にインプットできるようになりますが、中には丸暗記しなければいけないようなものもあります。絵画の名前などの文化史が代表例です。文化史は基本的には後回しにして、まとめて覚えてしまった方が楽ですが、1か月に1回くらいは見直しておくべきだと思います。後回しにしすぎて対策が不十分のまま本番を迎えることがないないように注意してください。
論述対策
志望校によっては論述問題が出題されることがあります。論述問題の対策としては、教科書などを使った通史をより詳細な内容にまで深堀して繰り返すことが基本となります。
複数の出来事を関連付けて結んでいき、因果関係を理解していきます。いつ、どこで、何が、どうして、どうなったのか、というように多角的に理解していくことで様々な論述問題に対応することができるようになります。また、各時代ごとに知識をまとめるほか、特定のテーマで時代をまたいでまとめることも必要になります。
特に国公立の大学で多く出題される論述問題ですが、大学によって出題傾向が異なるので、過去問の研究&対策が勝負の決め手になります!
おわりに
この記事では、日本史の勉強方法とコツについて紹介してきました。
日本史の勉強は覚えることが多すぎて、なかなかやる気が起きない人もいると思います。でも、一旦頑張って勉強してある程度問題が解けるようになると、一気に楽しくなってきます。
この記事を読んだ皆さんが、日本史の勉強を好きになってくれたら嬉しいです!