にくきゅうのブログ

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効率の良い勉強方法などを中心とした雑記ブログ

【大学受験】古文の勉強のやり方・コツ!~安定して点がとれるように~

はじめに

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 前回の現代文に続き、今回は古文の勉強方法やコツについてお話します。

 

 古文は国語という科目に入ってはいますが、現代文とは全く異なった勉強をしなければなりません。日本の文章なのに、外国の文章のように思えてきますよね。勉強を始めた最初の頃は、何が書いてあるのかさっぱりわからず、苦手意識を持つ人も多いと思います。

 

 僕が受験生の頃は、「現代文ほどではないけど古文の勉強方法もいまいちはっきりしないな」と感じていました。皆さんにはそんな不安を感じてほしくないので、古文を勉強する上でやるべきことを紹介していきます!

 

簡単な自己紹介

一橋大学・経済学部の学生

・高校二年生の冬休みから勉強を始め、現役で合格

公認会計士試験に向けて1年半ほど勉強し、現在合格発表待ち

 

 

文法を覚える

 

 古文の勉強の最初は、文法を理解することです。動詞や形容詞の活用のパターン、助詞や助動詞の意味・活用・接続などを覚えていきます。文法における意味はもちろん大事ですが、活用や接続のルールを覚えることも同じくらい必須です。

 

 学校の授業で使う参考書などにもまとまって載っていると思うので、語呂合わせや歌を作ったりして工夫して覚えましょう。

 

単語を覚える

 

 文法の勉強をして、語句の活用のパターンなどの基礎が身についたら、古文単語の暗記にも取り掛かります。古文単語には私たちが日常で使っている言葉と同じようなものもあり、比較的覚えやすいですが、中には全く違う意味を持つ言葉もあるので注意が必要です。

 

 単語の中でも敬語は、躓くポイントの一つです。尊敬語・謙譲語・丁寧語などにしっかりと分類して覚えておきましょう。

 

 また、古文単語は英単語とほどたくさん覚えなくて大丈夫です。ほとんどの単語帳が200~300語くらいの量になっています。実際300語程度覚えていれば、単語の知識は十分です。

 

 ただ、新しい問題を解いていくと必ず知らない単語に遭遇します。このような知らない単語は、自分の使っている単語帳に追記して覚えるようにすると良いでしょう。

 

問題演習

 

 文法・単語をある程度覚えたら、実際に古文を読んで問題演習をしていきます。現代文や英語と同様に、古文の実力を上げるためには問題演習が非情に大事です。問題を解くときは、主語の把握や情景のイメージを掴むように意識すると良いです。

 

その他のコツ

復習が大事

 

 どの科目の勉強においても復習は大事ですが、現代文や英語と同様に文章を読んで問に答えるというスタイルの古文の復習は軽視されがちです。解答のプロセスをおさらいすることに加えて、文章を繰り返し音読してスラスラと現代語訳できるように訓練する必要があります。

 

古文常識・背景知識を覚える

 

 古文では単語や文法の意味が分かっていても上手く読解できないことがあります。それは、古文が書かれた時代の常識や背景知識を知らないためです。単語の意味や話の流れをより適切に理解するためには古文常識・背景知識が重要となります。

 

 ただし、これらを勉強する優先順位は低いので、基本的には問題演習を通して出題された文章に出てくる内容を覚えていき、時間的に余裕が出てきてから参考書などを駆使して本格的に対策すれば良いでしょう。

 

時間をかけすぎない

 

 大学入試において古文の配点はとても低いです。勉強しなければいけないことは多いですが、他の科目の勉強に時間を注ぐために、古文の対策は効率よく行う必要があります。

 

 学校の授業では、教科書の文章と現代語訳をノートに書き写すという形式を取ることが多いと思いますが、この方法はすごく非効率なので受験勉強においてはやめた方が良いです。

 

 勉強のペースの目安としては、10~20分程度の暗記・音読を毎日コツコツ行い、1週間に1回問題演習をするといった感じです。

 

おわりに

 

 今回は古文の勉強方法とコツについて紹介してきました。

 

 古文は主要な科目ではないので、勉強がおろそかになり、対策が不十分のまま本番を迎えるという人もたくさんいます。

 

 他の受験生から遅れをとらないように、そして他の受験生との差を付けられるように、早め早めの内から効率の良い勉強法を確立し、必要十分な準備をするための役に立てば嬉しいです!