【大学受験】古文の勉強のやり方・コツ!~安定して点がとれるように~
はじめに
前回の現代文に続き、今回は古文の勉強方法やコツについてお話します。
古文は国語という科目に入ってはいますが、現代文とは全く異なった勉強をしなければなりません。日本の文章なのに、外国の文章のように思えてきますよね。勉強を始めた最初の頃は、何が書いてあるのかさっぱりわからず、苦手意識を持つ人も多いと思います。
僕が受験生の頃は、「現代文ほどではないけど古文の勉強方法もいまいちはっきりしないな」と感じていました。皆さんにはそんな不安を感じてほしくないので、古文を勉強する上でやるべきことを紹介していきます!
文法を覚える
古文の勉強の最初は、文法を理解することです。動詞や形容詞の活用のパターン、助詞や助動詞の意味・活用・接続などを覚えていきます。文法における意味はもちろん大事ですが、活用や接続のルールを覚えることも同じくらい必須です。
学校の授業で使う参考書などにもまとまって載っていると思うので、語呂合わせや歌を作ったりして工夫して覚えましょう。
単語を覚える
文法の勉強をして、語句の活用のパターンなどの基礎が身についたら、古文単語の暗記にも取り掛かります。古文単語には私たちが日常で使っている言葉と同じようなものもあり、比較的覚えやすいですが、中には全く違う意味を持つ言葉もあるので注意が必要です。
単語の中でも敬語は、躓くポイントの一つです。尊敬語・謙譲語・丁寧語などにしっかりと分類して覚えておきましょう。
また、古文単語は英単語とほどたくさん覚えなくて大丈夫です。ほとんどの単語帳が200~300語くらいの量になっています。実際300語程度覚えていれば、単語の知識は十分です。
ただ、新しい問題を解いていくと必ず知らない単語に遭遇します。このような知らない単語は、自分の使っている単語帳に追記して覚えるようにすると良いでしょう。
問題演習
文法・単語をある程度覚えたら、実際に古文を読んで問題演習をしていきます。現代文や英語と同様に、古文の実力を上げるためには問題演習が非情に大事です。問題を解くときは、主語の把握や情景のイメージを掴むように意識すると良いです。
その他のコツ
復習が大事
どの科目の勉強においても復習は大事ですが、現代文や英語と同様に文章を読んで問に答えるというスタイルの古文の復習は軽視されがちです。解答のプロセスをおさらいすることに加えて、文章を繰り返し音読してスラスラと現代語訳できるように訓練する必要があります。
古文常識・背景知識を覚える
古文では単語や文法の意味が分かっていても上手く読解できないことがあります。それは、古文が書かれた時代の常識や背景知識を知らないためです。単語の意味や話の流れをより適切に理解するためには古文常識・背景知識が重要となります。
ただし、これらを勉強する優先順位は低いので、基本的には問題演習を通して出題された文章に出てくる内容を覚えていき、時間的に余裕が出てきてから参考書などを駆使して本格的に対策すれば良いでしょう。
時間をかけすぎない
大学入試において古文の配点はとても低いです。勉強しなければいけないことは多いですが、他の科目の勉強に時間を注ぐために、古文の対策は効率よく行う必要があります。
学校の授業では、教科書の文章と現代語訳をノートに書き写すという形式を取ることが多いと思いますが、この方法はすごく非効率なので受験勉強においてはやめた方が良いです。
勉強のペースの目安としては、10~20分程度の暗記・音読を毎日コツコツ行い、1週間に1回問題演習をするといった感じです。
おわりに
今回は古文の勉強方法とコツについて紹介してきました。
古文は主要な科目ではないので、勉強がおろそかになり、対策が不十分のまま本番を迎えるという人もたくさんいます。
他の受験生から遅れをとらないように、そして他の受験生との差を付けられるように、早め早めの内から効率の良い勉強法を確立し、必要十分な準備をするための役に立てば嬉しいです!
【大学受験】現代文の勉強のやり方・コツ!~高得点を目指す~
はじめに
現在受験勉強している人やこれから受験勉強を始めるという人の中の多くは「現代文ってどうやって勉強するの?」「やっぱり現代文はセンスがないとだめなのかな・・・」と思っているのではないでしょうか。
僕が受験生だった時も、最初の内は”現代文=センス”だと思っていてあまり勉強していませんでした。なので当然テストでも良い結果が出ず、何度か模試で辛い思いをした後、ちゃんと勉強しようと決意しました。最終的には志望校に合格できたから良かったものの、受験勉強中はかなり焦っていました。
そこでこの記事では、なんとなくになりがちな現代文の勉強方法やコツについてお話していきたいと思います!
語彙力を付ける
漢字を覚える
漢字の暗記は現代文の勉強の中で一番わかりやすいものだと思いますが、とても重要な作業です。漢字の問題は、ほとんどの現代文の試験で出題されます。出題数や配点は低いですが、「受験は1点が合否を分ける」と言われるように、得点が狙える以上勉強しない理由が見当たりません。
そして漢字の問題は一般に、多くの受験生が正答してくる得点源なので、基本的なものは全部覚えている必要があります。また、他の問題の解答で文章を書く際などにも影響してきます。
現代文用語を覚える
現代文の勉強において暗記するものとして、漢字のほかに現代文用語というものがあります。「ダイナミズム」「有機的」など、聞いたことはあるけどちゃんとした意味はよくわからないような単語がたくさんあり、特に評論文では現代文用語の意味を適切に捉えることが、読解をする上での重要なポイントになります。
また、試験で出題される現代文の文章の中には、経済論や芸術論などの頻出テーマがあり、現代文用語の覚えることはそのようなテーマの背景知識ともなり、文章の内容のをスムーズに理解することが可能となります。
読解力・解答力を付ける
現代文の試験の大半は、文章を読んで問に答えるという形式です。この工程には文章を正確に制限時間内に読む「読解力」と、出題者の意図を読み取り適切に答える「解答力」が必要です。
読解力
読解力を鍛える方法として、読書を推奨されることがありますが、受験勉強としてはとても非効率です。問題集や受験予定の試験の過去問にある、一つ一つの話が短くて問題が付いている文章で演習しましょう。
解答力
解答の作成は大きく分けると、マーク式と記述式があります。
マーク式の対策としてはセンター試験の過去問が非常に役立ちます。歯ごたえのある問題ばかりで、本番でも高得点を狙うのはなかなか大変です。問題の演習及び解答解説の確認を通して、選択肢の切り方など、解答へ導くプロセスを身に付けていきます。
記述式の対策としては、問題集や志望校の過去問に取り組み、学校や予備校の先生に添削してもらうという方法がベストです。そうすることによって、自分の解答に対して客観的な評価が可能となります。先生にお願いするのが難しいという人は、解答解説をしっかりと読み込んで自分で添削しましょう。キーワードの抽出や要約の仕方など、解答を作る具体的な戦略を身に付けていきます。
その他のアドバイス
あまり時間をかけすぎない
現代文も他の科目と同様に勉強しなければいけないのは当然ですが、他の科目と比べて費用対効果があまりよくありません。たくさん時間をかけて勉強したからといって、その分得点も上がるとは限らないのです。なので、限られた時間の中で現代文の勉強のやりすぎにならないよう注意しましょう。
復習を大切に
現代文の勉強をするにあたって、問題を解く→採点→新しい問題を解く→採点→・・・・、と復習をおろそかにする人が結構います。しかし、現代文は英語などと同じように復習が大事です。一度解いた問題に日を開けてからもう一度取り組み、解答の根拠や導き方をおさらいし、いくつかのパターンを覚えることで、新しい問題にも当てはめることができるようになります。読解力・解答力は、定期的にやっておかないと鈍ってしまうので、演習+復習を1週間に1問は取り組みましょう。
解答時間を意識する
現代文の試験では時間との戦いになることが多いです。センター試験がその典型ですが、制限時間内に速く正確に読めるかが勝負の決め手になります。なので、演習問題で練習するときから解答時間を意識して、いかに速く読み進めるかを考えていく必要があります。
おわりに
今回は現代文の勉強方法やコツについて紹介してきました。
現代文はなかなか成果が上がらなかったりと、やる気が出にくい科目ですが、早めの内からコツコツと勉強しておくことが大切です。
語彙力も読解力・解答力も、受験だけではなく様々な場面で必要となるスキルですが、しっかりと向き合うことはそうそうないので、受験勉強という機会にぜひ勉強してみてください!
【大学生必見】大学に入学したらやるべきこと!(アルバイト・資格試験・留学)
はじめに
今この記事を書いているのは10月上旬なので、大学に進学する高校三年生の人は志望校に合格するために一生懸命勉強している頃でしょう。また、今年入学した大学一年生の人は少しずつ新しい学生生活にも慣れてきて、楽しい日々を過ごしているのではないでしょうか。
今回は「大学に入学したらやるべきこと」を紹介します。受験勉強が終わって一段落した後は、あっという間に入学式です。でも、実際これから何をすべきなのかわからないことだらけですよね・・・。
僕も同じで、今振り返ってみると「あれしておけばよかったな。」「もっとこうしておけばよかったな。」ということがたくさんあります。そこで、僕が実際に後悔しているやっておけばよかったことの中から、特に大事だと思ったことを4つお話しします!
中途半端な時期ではありますが、これから大学生になる人、そしてすでに大学生になっている人も含めて、この記事を通してより充実した大学生活を過ごしてほしいと思っています。
部活(サークル)紹介、体験に積極的に参加する!
これは自分に合った最高の部活やサークルに入るためです。
多くの人が想像するキャンパスライフは、大学の授業で勉強したあと、部活やサークルで仲間と青春の時間を過ごす、というようなものではないですか?
もちろん、必ずしも全員が全員そうということではないですが、充実した大学生活には部活やサークルでの活動がとても重要となってきます。また、そこで出会った仲間は一生ものです。
さらに、授業のノートを見せてもらったり、定期テストの過去問を見せてもらったりと、大学生活の中で助け合える友達もできるのですが、これが意外と大事だったりします。他にも、就職活動などの相談に乗ってくれる先輩がいるととても心強く、就活時の不安が軽減されます。
僕は大学に入学する前からフットサルのサークルに入ろうと決めてしまっていたので、サークル紹介や体験にはほとんど参加せず、2,3個あるフットサルサークルの中から1つ選びました。でも、実際に活動してみると自分にあまり合ってないことに気付いて、すぐに辞めてしまいました。結局その後は別のスポーツのサークルに入り、自分に合う集団に出会うことができましたが、最初からいろいろなサークルを見ておけば良かったなと思いました。
複数の部活(サークル)に入る!
これも自分に合った部活(サークル)と出会うためです。
新歓期にいろいろなサークル紹介や体験に参加しても、実際入って活動してみなければわからないことがたくさんあります。どのサークルも自分たちの良い所ばかりアピールしてくるのは当然ですよね。
それならば、まずはいくつか良さそうなサークルに入っておいて、自分には合わないなと思った所は辞めればいいんです。4月~8月頃は他に辞めていく新入生も多いので、気まずさなどはほとんど気にしなくて大丈夫です。また、複数のサークルにそのまま兼サーしている人も多いです!
スポーツをずっとやってきた人は運動系のサークルに考えが偏りがちですが、文化系・運動系両方考えるべきだと思います。英語のディベートをするサークルなどは、人気で規模の大きいイメージがありおすすめです。
留学・資格の勉強について考える!
大学に入学したときから将来の目標が決まっている人は意外と少ないです。ここで、一年生の頃から将来に向けた準備が必要なものとして、留学と資格試験が考えられます。
長期的な留学に行けば英語をはじめとする外国語を使ったコミュニケーションスキルが得られ、自分の進路の幅が広がります。今ではグローバル化が進み、特に英語で話せることは将来仕事をしていく上でとても重要なスキルです。
留学をするためには、事前に英語などの勉強をある程度しておくのはもちろんのこと、大学によっては取得した単位の基準や外部試験での一定の得点が必要なことがあるので、そういった意味でも早め早めの対策が大事です。
また、弁護士や公認会計士などの資格試験の勉強には長い時間が必要となります。このような大きな資格試験では、大学を卒業したあと勉強している人も多いですが、どうせやるのであれば比較的時間に余裕のある大学生のときから、早めに勉強を始めておくべきです。
最近ではインターネット上で資格試験に向けた対策授業が観れるので、忙しい人でも隙間時間を使って学習することができます。実際、僕もオンライン授業で資格試験の勉強をしていました。好きな時に授業を受けられて、倍速機能などもあるので、とても便利でおすすめです!是非チェックしてみてください➡スマホとパソコンで資格学習
アルバイトを探す!
大学生になってたくさん遊びたいと思っている人がほとんどだと思いますが、遊ぶためには多少なりともお金がかかります。そこで多くの人はアルバイトをしてお金を稼いでいます。
アルバイトは、三・四年生よりも一年生の方が長期的に働けるため採用されやすいです。そしてアルバイトの採用は4,5月で特に多く行われているので、出遅れないように注意すべきです。
アルバイトでは、部活やサークルとはまた別の仲間と出会い、バイトを辞めた後も一緒に遊びに行くような友達ができるというメリットもあります。
また、アルバイトの種類は塾講師・家庭教師や飲食店など様々なものがありますが、それぞれに良いところがあるので、単に目先の時給だけで決めるのではなく、しっかりとリサーチしてから決めるべきだと思います。
おわりに
今回は、大学に入学したらやるべきことを4つ紹介してきました。
ここで紹介したものは、大学生活において特に中心となるような要素なので、私みたいに後悔しないよう、時間を大切にしてたくさん考えてみてください。
皆さんの大学生活が充実したものとなることを願っています!
【大学受験・資格試験】長期的な勉強をする際のコツ・注意点!
はじめに
大学受験や資格試験などに挑戦するときは、1年以上勉強する必要が出てきます。実際に僕も高校と大学の入学試験を経験し、つい先日まで大きな資格試験に向けて一年半ほど勉強していました。
このような長期的な学習をするにあたって、最初は「何をどうすれば良いかわからない」「全然やる気が起きない」と思っていました。きっと皆さんの中にもこんなふうに悩んでいる人はたくさんいると思います。
長期にわたって勉強するときは、定期テスト前のような短期的な勉強に比べて、より計画的に効率的にすることが大切です。
そこでこの記事では、長期的な勉強を始める上でのコツや注意点についていくつか紹介していきます !
1.勉強の習慣をつける方法
まずは机に向かって本を読む、字を書く
長期的な勉強をする場合、最初の方は時間的に余裕があるため、机に向かって座ることすら難しかったりします。まずは勉強を始められる状態に慣れていきましょう。
無理はせず徐々に時間を延ばしていく
いきなり2時間もの間机に向かうのは大変でしょう。習慣を作るためには、現状から少しずつ環境を変えていく必要があります。継続させるためには「少しずつ」が重要です。
友達と状況を共有する
「みんながやってるから自分もやろう」と思うことってありますよね。友達が勉強してたら「自分もやらなきゃ」「もっと頑張ろう!」という気持ちになってモチベーションが保てます。長期的な作業にはモチベーションの維持は欠かせません。
2.集中するコツ
眠い時はすぐに仮眠をとる
勉強をする上で眠気との戦いは大きな試練一つです。寝る時間を惜しみ眠いのを我慢して勉強していても、ダラダラとなりとても非効率的です。眠くなったら15分間ほど仮眠をとって、目が覚めてから切り替えることを心がけましょう。僕の場合、昼食を食べた後は眠気の有無にかかわらず15分間昼寝をすると決め、眠くなることを防止していました。
コーヒーやエナジードリンクを飲む
仮眠を終えた後や、寝るほどではないけどちょっと眠いというときは、コーヒーやエナジードリンクを飲んだり、スーッとするガムを噛んで目を覚ましましょう。ただし、飲みすぎは健康に悪いのでほどほどに。
スマホやテレビから離れる
最近では常にスマホを持って、SNSでやりとりをしたり動画を観てしまう人が多いと思います。僕も暇さえあればゲームをしてYouTubeを観て・・・という癖が付いていました。このような楽しいことへの欲求は集中力を阻害する原因になるので、「2時間頑張ったら一旦YouTubeを観る」などと自分ルールを作ってみたりして、娯楽から自分を切り離す訓練をしていきましょう。
3.勉強する場所
カフェ
カフェにいくと必ずと言っていいほど勉強している人を見かけます。カフェで勉強していると、なんだか少し大人なった気分が味わえるのでいつも以上にやる気が出てきます。また、友達とおしゃべりをしながら楽しく勉強することができるので、最初の内は特におすすめです。
デメリットとしては、他のお客さんもいるので雑音が多かったり、飲み物を買うためにお金がかかることなどがあります。
自習室
ほとんどの学校や予備校には自習室が用意されていると思います。自習室では他の人も勉強しているので一番モチベーションが保ちやすいです。また勉強するためだけの空間なので雑音などは少なく、非常に集中できます。
デメリットとしては、開放時間や飲食禁止などのルールがあったりします。また、家から遠い場合は少し不便に感じると思います。
自宅
僕が一番お勧めしたいのは自宅で勉強することです。自宅の場合、身支度や移動の時間が不要なので時間的には最も効率的です。また雑音は基本的に無く、人の目も気にならないので勉強に集中できます。
デメリットとしては、他の人に会うことが無くなるので寂しく感じることがあります。また、リラックスできすぎて怠けてしまう人もいると思います。ただこれらのデメリットは、ある程度自宅で勉強しているうちに慣れてくるので大丈夫です。
4.計画の立て方
大きな目標を決める
計画を立てていくために、まずは最終的な目標を明確にします。その際、現状から考え多少なりとも無理がある目標を設定することで、緊張感や切迫感を生み、大きな成長に繋がります。
月別にブレイクダウン
上で決めた目標を達成するためにやらなければいけないことから逆算して、各月ごとにやらなければいけないことを明確にしていきます。その際、モチベーションを維持するために、各月ごとに少しずつ余裕を含ませることが大事です。
週に落とし込み、一日ごとのやることを決める
長期的な勉強を始めるときに設定すべきなのは上記①②で、その後は各月が始まる少し前に週ごとの予定を決め、各週が始まる少し前にその週の一日ごとの予定を決めていきます。その際、一日の終わりや週の終わりに適宜フィードバックをして修正していくことが必要不可欠です。
5.一日の勉強時間
5時間
まずは2時間通して集中することを目標にして、徐々に時間を伸ばしていきましょう。学校の授業などがある日の自習時間の目安としては、5時間が妥当だと思います。
10時間
長期的な勉強をする上で、一日の平均的な勉強時間の目安は10時間です。一日中勉強する習慣に慣れてきた人は1日10時間をノルマにすれば、大幅な成長が期待できます。
16時間
僕の経験上、一日あたりの限界の時間です。1日17時間勉強した時もありましたが、一気にクオリティが下がったので、16時間がベストです。長期的な勉強をしていると、途中で「こんなに勉強してるのになんでできるようにならないんだろう・・・」と精神的に追い込まれてくる時期が来ます。そんなときに僕は限界まで勉強することで、不安を軽減するとともに、大きく実力を伸ばすことができました。
6.教材の選び方
参考書&基礎・応用問題集
基本的な考えとしては、一教科につき参考書1冊と基礎的な問題集1冊、応用的な問題集1冊をそろえれば足りるでしょう。ただ、その教科の重要度によっては、応用的な問題集は不要であったり、単元ごとに参考書を用意する必要が出てくることもあります。
同じ教材を繰り返す
長期的な勉強において、基本的には同じ教材を何度も繰り返し使って学習していきます。有名どころの教材の内容は、大雑把に見ればだいたい同じです。そして一冊の教材の内容を完璧にするためには相当な時間がかかります。そのため、一度決めた教材はむやみに変更せず、買い足していかないよう注意すべきです。
みんなと同じものを選ぶ
本屋さんに行ってもネットで調べても、良さげな教科書がたくさんあってどれを選べばいいのかわからなくなりますよね。実際、教材の良しあしは皆さんそれぞれの感じ方にもよるので、一概にこれが良いと決めることはできません。なので何にすればいいかわからないときは、まずはみんなが使っているのと同じものを選んで、実際に使ってみて判断することが得策です。
おわりに
今回は、長期的な勉強をする上でのちょっとしたコツや注意点を紹介してきました。
ここで書いたこと以外にもアドバイスできることはたくさんあると思うので、それはこれからの記事で追って紹介していきたいと思います。
長期的な勉強は、皆さんの人生を大きく変える重要なものだと思います。自分の目標を達成できるように、一日一日を大切にしていってください!
【テスト前必見】試験前のおすすめ勉強法!(暗記科目・計算科目)
はじめに
「どうやって勉強すればテストで良い点が取れるんだろう。」
「勉強するうえでコツとかってないのかな。」
中学生・高校生をはじめ多くの人が一度は悩んだことがあるのではないでしょうか。そんな人たちに向けて、おすすめの勉強法と注意点を紹介します。
ただし、”誰であってもこうするのが一番良い”という最高の方法はありません。この記事で紹介する内容を参考に、あなた自身にとって最も合う勉強方法を見つける一助となれば嬉しいです。
この記事では学校の定期試験前や商業簿記3級試験の対策など、比較的短期間の勉強を前提にお話していきます。
暗記科目の勉強方法
歴史の人物名や英文など、覚えていれば点数が取れる問題は本来おいしい所です。暗記科目に力を入れることが短期的な得点アップには一番効果的です。
暗記には大きく分けて二種類あります。
単語の暗記
一つ目は単語の暗記です。単語を暗記するときは、声に出しながらひたすら書くことが重要です。
単語自体が問われる問題ではもちろん、文章で答える問題でも、その単語の漢字やスペルを書ける状態にしなければなりません。声に出しながら書くことによって、耳や目、手などいろいろな部分で記憶することができます。
例えば、英単語帳の単語を100個覚えるときは、まず一個一個の単語を5回ずつ発音しながら書き、次は10個を1セットとして3週ずつ書き、次は25個を1セットに・・・というように段階的に範囲を広げていくことも暗記する際のコツです。
文章の暗記
二つ目は文章の暗記です。文章を暗記するときは、区分ごとに区切って音読することが重要です。
歴史上の出来事の説明や授業中に扱った英文など、高得点を狙うためには長い文章をある程度覚えていく必要があります。文章は基本的に長いので、一つ一つ書いていると非常に効率が悪く、時間がいくらあっても足りません。
文章は口から言葉が出るようになれば解答することができるので、同じ文章を繰り返し音読して、頭の中と口だけで記憶していきます。その際、文章の流れを掴むことがより効率的な暗記に繋がるので、一定の範囲で区切ったものを一まとまりとして覚えることがコツです。
計算科目の勉強方法
数学や簿記などの計算ができるようになるには暗記科目に比べて相対的に時間がかかります。各単元・各テストごとに効率的に勉強していき、乗り越えていくことが一番の成長の近道です。
まずは暗記
まず最初は、暗記です。計算の公式や言葉の定義などを理解し、覚えることがスタートです。ただこの段階はあくまでもスタートなので、一度理解した後は定期的にさらっと確認する程度で十分です。
問題演習
次は、演習です。学校の試験であれば出題範囲の問題を解き、資格試験であれば過去問を解いていきましょう。演習はある程度の量の同じ問題を繰り返し解くことが大事です。そうすることで自分のわからない部分が明確になります。間違えた問題だけを解き直すことによって効率化も図れます。
また暗記
そして最後に、また暗記です。演習を繰り返していくうちに、問題ごとの解答方針や注意点などが浮き彫りになってきます。これらを覚えることで、同じような問題がテストに出たときにスラスラと解けるようになります。
計算を暗記することは根本的な理解には必ずしも繋がりませんが、実際、大学受験や資格試験の勉強でも解法の暗記は非常に大きな力となります。ここでの暗記は演習や時には音読などを通してぼんやりと覚える程度で大丈夫です。
おわりに
今回は短期間における勉強方法を暗記科目と計算科目に分けて紹介しました。自分に合った勉強方法が見出せず悩んでいる人は、一度これらの方法を試してみてほしいです。
テストで良い点数を取ると勉強することがどんどん楽しくなっていきます。一つ一つのテストに対して全力で取り組むことが、将来の高校受験や大学受験、大きな資格試験に向けた大きな財産となります。
みなさんがテストで良い点数を取れることを願っています!